すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

砂糖

私が砂糖を意識的に「過剰に」取らないようにしているのは、過敏性腸症候群になったことがきっかけ。前にも何回か記事で触れているように、それまでストレス解消に過食気味に食べていたチョコレートやクッキー、ケーキ。でもある時期からそんなお菓子を食べるとお腹を壊すようになってしまったのだ。下痢だけでなく、砂糖が腸内の過剰発酵を促し、ガスがお腹をパンパンにし、何も食べてないのに膨満感を引き起こし、そのせいで結局何も食べられなくなる。腹痛で目が覚めトイレに駆け込むなどなど。

 

今では過敏性腸症候群はすっかり回復したけど、砂糖が大量に入ったお菓子を食べるのは怖い。また症状が出るかもしれない上に、砂糖は依存性があるからだ。

 

仕事のストレス、家庭のストレスでとにかくチョコレートやらお菓子を食べていたころ、一枚、一個じゃ満たされずに全部食べてしまう。途中でやめることができなかった。甘いものを食べると口の中が酸性になるから、口の中が不快になる。だから余計にもっと食べたくなる。ストレス解消には甘いものを食べるというのも、結局、砂糖に依存してたんだとおもう。

 

禁煙した時もそうだったけど、「タバコがストレス解消になる」のではなく、タバコを吸うから、ニコチンが切れることでイライラし、ストレスになってまたタバコを吸うという、依存症の負のループとなっている。だからそのニコチン依存症から、タバコから自由になろうというのがアレン・カー氏の『禁煙セラピー』だった。20代後半だった私はこの本を読んでキッパリと禁煙し、その後一切吸っていない。。無駄に税金を払うなんて馬鹿げてるしね。

 

同じ方法で「砂糖から自由になる」と自分に言い聞かせて自己暗示を繰り返す。元々体調不良から始めたので、砂糖断ちしたら体が徐々に良い方に変化を始め、自己暗示と体質改善が上手く噛み合って見事に成功した。

 

だけど世間的に見ればチョコレートや砂糖は、タバコと違って「好まれるもの」だ。友人、同僚、親戚、ほとんどが甘いものを善意でくれる。「女子=甘いもの好き」が一般的で、甘いものを食べないということがなかなか理解されない。面倒くさいからダイエットしてると答えても、「あなた痩せてるし、ひとつだけなら平気だよ」と許してくれない。特にチョコレートが食べられないって言うと、めっちゃ驚かれる。あと、飴ちゃん食べる?ってよく渡されるのも困る。。ノンシュガーのど飴なら一日一個ぐらい舐めるが、普通の飴は砂糖と甘味料の塊だから遠慮したい。

 

最初の頃は、職場でお菓子の差し入れやお土産があっても断るのが難しかった。拒否したら人間関係が悪くなりそうで。

 

そのうちそれすらも面倒くさくなって、今でははっきり甘いものは食べないんでって一切拒否している。

上司から直接渡されたら、断れない社畜派遣社員なので、後でこっそり他の人に譲るけどね。

 

私は米もパンもうどんも、とうもろこしも、ジャガイモ大好きなので、澱粉質=炭水化物=糖質かなり摂取している。そして果物大好き。炭水化物や果物で糖質を十分とっているのだから、、さらにお菓子で砂糖を大量取る必要はないよな。と言い聞かせている。

 

普段、自炊しているうちは砂糖は使わない。

そういっても、いくらお菓子の砂糖を減らしても、外食や市販の加工食品には砂糖や異性化糖が入っている。甘辛い煮ものやすき焼き、甘辛チキン、豆、煮付け、タイ料理、韓国料理、市販の麺つゆや出汁、寿司酢も、もちろんパンにも入っている。

 

加工食品を買う時は、まず原材料表をみて、糖類の表記が何番目にくるのかをみる。そして糖類の種類をチェックして、買うか買わないかを判断する日々。

 

砂糖フリー、甘味料フリーがもっと広まればいいのになぁ。

 

ちなみに私の好きなコーングリッツ系スナック菓子にも砂糖は入っているが、月一程度だし、女性ホルモンが求めるなら、食べすぎなければそれでいいかと許している。その辺は自分に甘い。