すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

春をいただきます。

スーパーへはいつも夕方の割引タイムに行く。

 

「食品ロスを削減するために!」

 

と表向きは言っているが、実際は狩人(割引シールハンタ)。

節約生活をしていると少しでも安くて美味しいものを買うので、買うものはだいたいいつも定番化してしまう。

特に野菜は、

葉物:小松菜、青梗菜、ほうれん草、白菜、キャベツ、レタス、ブロッコリー

根菜:洋人参、大根、玉ねぎ、ゴボウ

きのこ:舞茸、ぶなしめじ

実:トマト、なす

年中スーパーに置いてあるので、ほぼ季節感などなく値段も一定で安い。

もともと料理のレパートリーもなくほとんど汁物で煮込むだけなので、シンプルに野菜をとることを目的とし、その時時一番安い野菜を買うというルーティーンワーク。

 

基本はスーパーへ行くと真っ先に、野菜・果物の見切り品用の棚へ一直線。定番野菜の見切り品を狙う。

普段なら高めの値段で手を出さなかった季節の野菜や果物が、少しだけ安くなっている。でもそこまで格安!というわけでもない。いつもの定番野菜の方が安い。だから別に手に取ることはない。

 

でも最近は、値段にかかわらず、上記の定番以外の野菜も買ってみようと進んで買い物カゴにいれている。

 

パセリ、アスパラガス、レンコン、水菜、長芋、カブ、長ネギ、カリフラワー、新玉ねぎなど。別に珍しくないけど、普段のルーティーンではあまり買わないもの。

 

お正月前後なら、金時人参、祝い大根。夏なら、モロヘイヤとか、米ナス、丸ナスなど。

今の季節の果物なら、不知火、八朔、夏蜜柑などの柑橘類、いちご。

野菜なら、いんげん、キヌサヤ、うすいえんどう、春キャベツなどの豆が多い。

 

絹さや(えんどう豆)と高野豆腐の卵とじ食べたら春を感じるね。定番の小鉢なんだけど、エンドウのヘタと筋を取るちょっとの手間が面倒だと感じていたので、ほとんど自分で作ることはなかった。そんな自分に叱咤。「一人分のえんどうのすじをとるなんて全然手間でも面倒じゃないじゃないか!」

豆ご飯も土鍋で作ったら豆の甘味がふわ〜と広がって、春をいただきます♪って一口いれたら顔が自然と笑みになる。

季節の食べ物を食べることを幸せに思えるってことは、私自身も今とても幸せなんだなぁと思う。

夕方スーパーへ行くのは、

「食品ロスを削減するために!」

「少しでも安くお得に買うために!」

それからこんな名目を追加して、今はこっちが主目的になりつつある。

 

「季節の食材を食べて幸せになるために!」