すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

寝袋はロマンだ

私が持っているアウトドアグッズの7割は、10年前にNZでトレッキングをするために、ワーホリで3か月働いて貯めた内の10万円を全て使い、アウトドアショップで揃えた物だ。個人経営で、アウトレットや中古品を扱うお店で、定価よりも安く揃えることができた。登山初心者にも丁寧にアドバイスしてくれる店員さんで、登山に置いては軽さが全てだと言うことをこの店員さんから学んだ。


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そして私の寝袋は今は無きNZの有名メーカーFairlydownのダウンのマミータイプ。ヒラリー卿のエベレスト登頂にもサポートしたというこのブランドへの信頼感とNZブランドへの誇りは店員さんから十分伝わり、軽さとコンパクトさと温かさはこれが一番だということで決めた。何より日本の寝袋の定番カラーとは全く異なる赤と黒のツートンカラーに黄色のラインというビビッドな配色が気に入った。


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この寝袋のおかげでトレキッングでは快適に眠ることが出来た。

 

しかし結婚したとたんキャンプに行くことが無くなってしまった。忙しさで、泊まりがけで山登りに行くことが、難しくなったこと。理由の一つにロードバイクにハマってしまったというのもある。登山よりサイクリングの方が気軽で楽しくなった。

 

寝袋はなかなか使う機会もなく、時々陰干しするために出すぐらいとなってしまっていた。

 

そんなタイミングで一人暮らしを始めるにあたり、別に新しい物を買わなくても既に良い物を持っているのだからそれを活用すればいいじゃないか!と、寝袋生活を試してみることにした。

 

鉄筋コンクリート(RC)のワンルームマンションの一室に部屋の中で寝袋で寝る。なんだか甘美な響きにワクワクが止まらない。


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寝袋なら、押し入れにしまわなくてもハンガーに吊せばいいのです!

 

つづく