すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

こんにちはダウンコート

ダッフルコート の重さから解放されたら、次は軽くてあったかいコートだ。すなわちダウンコート!

 

そもそも10代の頃からダウンジャケットやコートを見るたびに

 

・・・イモムシみたい。

・・・ミシュランビバンダムみたい。

 

と、ずっと思ってきた。

暖かいのはわかっているが、私の中のolive少女が、あれはオシャレではないと拒絶していたwww。

 

しかしそれを覆したのは、山ガールのアウトドア思考。軽さは正義、暖かさ=サバイバルに勝るものはない。そしてダウンの寝袋の最強さを体で感じたから。

 

でもファッションへの導入はなかなか躊躇していた。ダウンジャケットは値段が高いし、お手入れも大変だと思っていたから。それにダッフルコート が大好きだったからね。

 

それを覆したのは、ユニクロのウルトラライトライトダウンベスト。

通勤用に着ているトレンチコートのインナー用にお試しで買ったのだか、めちゃくちゃ重宝している。軽くてあったかい。自転車乗る時もウィンドブレーカーの下に羽織ってもいいし、暑くなったらすぐに脱いでリュックにしまうが軽くて邪魔にならない。手洗いもできる。夏でも冷房のガンガン効いた室内でもすぐに取り出して着れるからね。東南アジアの旅行には必需品。

 

人前で着ているのを見られるのは恥ずかしいが、それを上回るほどの暖かさを体は求めていたことに気づいた。しかし、真冬の寒さではトレンチコートとインナーダウンだけではカバーできなかった。

 

そうしてダウンコートを選ぶに至った。もう体を酷使することはできない。最近のダウンジャケットは内側がダウンで表側だと一見ダウンに見えないものや、縫い目の工夫ややデザインもおしゃれになっているのは知っている。ウルトラライトダウンみたいに薄手であったかいものもあるし。

 

ダウンコートを選ぶにあたって、私の独断と偏見にまみれた中で、譲れなかったのは、下記2点。

 

長すぎるのはダメ、絶対。

→どうしても芋虫にしか見えないから。

 

白とピカピカ素材はダメ、絶対。

ビバンダムにしかみえないから。

 

出来るだけモコモコが見えなくて、ボリューム感がないの。そして安いの!

10万円とか軽く超えるブランドのダウンは手が届かない。そもそも5万円とかでもきつい。

 

中古で買わなかったのは、加水分解がすぐに起こる可能性があること。それと自分の中のダウンジャケット、コートに対するマイナスイメージを払拭するためにも試着は絶対したかったから。

 

新品を買うことに決めていろいろ物色するもなかなか決められなかった。

アウトドアブランドもいかにも雪山登ります!って感じの高性能のダウンは、軽くて暖かいから値段も高い。命を守るサバイバルだからね。

でもピカピカ素材が多いのだよ(>人<;)。私は今回は雪山用のダウンコートを探しているわけではないから。それにいずれボロボロになっていずれ買い替えることを考えたら、そんなに高いのは躊躇する。かと言ってユニクロみたいに2〜3年で加水分解が始まるようなのはちょっと避けたい。

 

そんなこんなで今回私が買ったのは、某beanのシンプルな黒のダウン。650フィルパワーなので一般的な雪国の街用かな。。お尻がすっぽり入る長さなのでお尻が温かい(笑)モコモコしているけどね。ジッパーは安心のYKK! 羽毛も撥水加工してあるので手洗いも大丈夫とのこと。

新春初売りセールで値段は15000円以下。これで冬将軍を迎える準備が整った。

 

着てみた感想は最高だ!

メーカーの示す快適最低気温は-12℃から-40℃となっているけど、これは屋外で適度な運動をしている状態での快適温度。

なので歩いて買い物行くぐらいの運動とかなら10℃以下でも十分快適。

 

大阪市内で自転車を早朝に時速20〜25kmぐらいで漕いでいると10分後には汗が出るほどの暑さになる。でものんびり漕ぐ分にはちょうどいい。

 

北風がビュービュー吹く公園でお昼ご飯を食べている時もあったかい。

 

なによりも肩が凝らない!

 

止まることを知らない物欲だが、今回は買ってよかったと、心から思う42歳の冬。心まで暖かくなるよね。