すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

大事なのはマット

寝袋自体はダウンなので真冬のキャンプでも大丈夫な温かさで、何にも問題はない。ただし、何度かキャンプをする中でやはり寝袋よりも絶対必要な物の存在があることを身をもって実感した。

 

スリーピングマットである。

 

最初はとりあえず人から譲って貰った銀マットで寝てみた。


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薄すぎて全く眠れない。石やくぼみが気になるし、じんわりと地面からの冷が伝わってくる。

 

こりゃ、ダメだとTherm-a-RestのZ Lite Solを買った。R値2.6と高く、柔らかくて地面の凸凹も冷たさも気にならなかった。嵩張るが、折りたたみ式なので簡単で、座布団代わりにもなるのですっかり気にいった。キャンプで寝るときは重宝した。


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問題は、家で毎日寝るのに耐えられるのか?ということ。

 

フローリングに銀マットを敷いて、Therm-a-rest Z Lite Solを敷き、寝袋で寝る。

一晩目と二晩目はすこぶる快適だった。何より暖かくて包まって眠れる安心感。フローリングの底冷えも伝わらない。これはいける!

 

と、思ったのだが三日目もすると背中が痛くなってきた。4日目明らかな肩から首にかけての違和感。Solの厚みでは寝返りがうちにくく、途中で寝袋に引っかかってしまい、腰を片方浮かせた状態で目が覚めてしまうこともしばしば!

 

腰痛持ちは板の上で寝たほうがいいという人もいるけれど、私の場合寝返りができないから腰が痛くなる現象が起こってしまった。とにかく首肩腰が痛くて、何度も目が覚め、朝起き上がったときにはなんとも言えない疲労感が残った。

 

これも慣れだろうと3か月がんばってみたが、快適な眠りは今のままでは無理だとようやく気がついた。

 

何故、人はフトンやベッドで眠るのか?先人たちが何故発明したのか?その答えを身にしみて実感した。やはりマットには厚みが無いと寝返りが打てない。

 

で、どうするか?布団かマットレスを導入するか?

 

そんな時一筋の光がアウトドアショップから射し込んできた。

 

つづく