すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

初売り2020でお買い物

服屋さんに行って買い物するのが年々苦手になってきている。物を選ぶという行為が買い物の醍醐味だとは思うが、その行為自体に疲れる。ただ、私服や仕事着の制服化をしても、やはり毎日同じものを着ていると「トキメキ」がなくなってくる。流行を追う必要はないけれど、やはり色々な色の服を着たいと思ってくるもの。

節約と物欲の間で揺れて、今回、行くつくところは物欲の勝ち。でも私のこだわりは「サバイバル」なので必然的に服を買いに行く→アウトドアショップとなる。

 

普段、着ている仕事着は基本襟付シャツ(カラーシャツ)。オフィスカジュアルOKなのだが、面倒臭いので長袖のシャツを基本にして、秋冬はその上から無地のカーディガンやセーター重ね着するだけにしている。そのシャツの中には、10〜15年ぐらい着ているものが2枚ほどある。さすがに流行の形ではないし、袖口や襟、脇の縫い目が破れてきていて、重ね着ができる冬しか着れない。あと洗濯しても袖周りはどうしても黒ずんでしまうので、そろそろ新しいシャツに入れ替える時期かもしれないと思い立ち、カラーシャツを買うことにした。アウトドアショップで(笑)

 

アウトドアショップというと「カラーシャツ=フランネルのチェックシャツ=つまり山シャツ」という図式が1番に思い浮かぶ。まぁ、それも可愛いんだけどね。私が着ると、本気で山登りする人になっちゃうので、敢えて着るのを避けている。

 今回は、仕事着メインなので、シンプルな綿100%のシャツにすることにして、数店舗のアウトドアショップへ足を運んだ。これが、なかなか見つからない。あっても予想以上に高くて、胸元に目立つロゴマークが入っていたり、カジュアルすぎたり、デザインがイマイチだったりで、なかなかこれだと思うものはなかった。正直ユニクロで買ったほうがすぐ見つかるし安いし楽じゃない?無印のオーガニックコットンのシャツでいいんじゃない?と思うが、なんかそれじゃ自分のトキメキが薄れる気がした。断っておくが、私の家のワードローブには無印の綿100%オックスフォードシャツが1枚、ユニクロの形状記憶カラーシャツ1枚、リネンのチェックシャツが1枚あり、現在も愛用しているので何らディスっているわけではない。ただ、気分を変えて新しいものを取り入れたかったのだ。

 

それで、アウトドアショップ巡りも疲れて、気分転換に梅田の丸ビルのタワレコで視聴をした後、そういえばこのビルにL.L.Beanのお店があったことに気づき、見に行ってみた。L.L.Beanはブーツやトートバッグは知っているけどお店に行くのは、じつは初めてで、きっと典型的なアメリカンなアウトドアカジュアルな服ばっかりなんだろうな〜と思っていたのだ。それはある意味正解だし、キャンプに行くのに完璧なアウトドアな服がたくさんある。まぁ、それはどこのアウトドアショップでも同じこと。しかし服をよく見ると作りがしっかりしているし、肌触りもとても良く、機能性も十分だし、サイズ展開が多くて日本人体型に合わせたサイズもあるし、デザインも可愛い!それでいて、初売りセールの値段を見ると、安い!!アウトドアショップの某ブランドの安売り価格より全然安くて驚いた。

それに何より、私が欲しかった仕事に着ることのできるようなシンプルなカラーシャツがあったのだ!ここまで自分の興奮が高まると、試着してほぼ即決。綿100%のリンクルフリーの柄シャツ(XS)と定番のオックスフオードシャツ(S)を買ってしまった。「次にカラーシャツ買うときもL.L.Beanで買おう、いや!服を買うならもう全部L.L.Beanでいいんじゃないか!」って思えるお店だった。お店の人に聞いたら、店舗に入ってこない服もあって通販でしか買えない服もたくさんあるとのこと。これは、気になるなぁ。

でも、物欲が溢れてくるようになりそうだったんで、節約のための合言葉を唱えて、必要なシャツだけ買って物欲を収めることにした。

 

これで我が家のワードローブのカラーシャツは5枚。白、ピンク、黄色、ブルー、チェック柄となり、気分もウキウキする。これだけで、私のオシャレ生活は完結している。

今まで来ていた年季の入った2枚のシャツは、この冬しっかり着倒してから処分する予定。

 

以前、離婚した直後に占い師さんに言われた言葉を思い出す。「黒い服や紺色の服ばかり着ていたらよくない。あなたには今オーラが全くない。もっと明るい色の服を着たほうが良い。気分が楽しくなるような色を身にまとうとオーラも自然に出てくるから。」と。今回初売りに参加したのも、私の中の新しい運気が読んでいるような気がしたから。これで楽しく一年を過ごせるような気がする。