すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

IELTS 6.5 勉強法 4.ライティング編

IELTSのライティングの勉強法については、6.0しか取れなかったので全然お薦めできません。反面教師として笑いながら読んでいただければ。なので、この記事はどんだけ苦労したかの記録です。


最初の試験は何を書いていいかさっぱりわからず、惨敗。

 

ケンブリッジ本のライティングサンプルアンサーは意味不明だし(←採点基準がわからないって意味ね)、オンラインのIELTS対策サイトでBAND7 や6.5の回答サンプルを見ても、人によって書き方が違うし、採点基準も混乱するばかり。

 

そんな時、まず最初に日本語で読んでみたのが次の2冊。

 

・「英語ライティングの鬼100則」明日香出版社

・「英語ライティングこれ一冊」 ベレ出版

 

ライティング試験用文法解説と、英語のロジカルな思考をどう表現するかが書かれていた。ただ、どちらも凡庸的かつ広範囲な内容で、IELTS 7.0のサンプルアンサーが具体的に知りたい私には物足りない。ライティングの書き方、考え方のポイントは押さえておく分には参考になる本だった。

 

次に公認問題集で解説を読み、実際に丸写ししながら自分で文法や語彙を確認していく。

・IDP Education IELTS公認問題集 桐原書店

・IELTSブリティッシュ・カウンシル公認本番形式問題3回分 旺文社

 

私はライティングがものすごく苦手なので、一から勉強するにはこの2冊を分析することが近道だった。どちらも公認問題集だけど、書き方が結構違っていて、どっちの書き方を参考にするかは悩むところ。個人的にはブリティッシュカウンシルより、IDPの方がわかりやすいと思う。Band6とBAND7の違い、つまり論理的なライティングか否か、文法のバラエティがあるかどうかなどを丁寧に解説してくれている。

 

この公認問題集のサンプルから型として覚えるしかないよなぁという結論になるも、文法では冠詞・定冠詞、複数形や前置詞につまづきまくっているし、アカデミックなエッセイの適切な語彙の使い方というものがあまりよくわかってなくて、結局型は作れてもそれを補う文を作ることができず。。。

 

IELTSのライティングで6.0-7.0を目指すなら、ライティングだけでもレッスンを受けた方がいい。じゃないと私1人じゃ書けない!そもそも何書けばいいかのアイデアが全く思いつかない。サンプルアンサーがたくさん学べるライティング講座を受けよう!しかもオンラインで安いところ。それで、いろいろ探した結果、とあるオンラインレッスンを受けてみることにした。

 

実際にネイティブの英語的な思考回路、どういう論点で書くべきかを学ぶ。結論をまず書き、その結論に妥当な理由を説明できるか、適切な事例を挙げられるか、そしてもう一度結論を文法や語彙を変えて書けるか。採点者が納得できるかどうか?がテーマとなる。

 

これが本当に難しい。実際に何回か添削してもらったら、

・最初の結論から言いたいことが大きくズレてきている。

・考えが広がりすぎて論理的ではなくなってしまっているとのこと。

・あなたのオピニオンに対して納得できる妥当性のある理由が説明できていない。

・ユニークな意見を求めているわけじゃなく、もっともっと一般的でいい。

 

などと、かなり手厳しい指導を受けた。うう、、、

 

結論として半年間受講して6.0なので効果があったかどうかはよくわからない。でも、何書いていいかわからん!から、なんとか150字とか250字のエッセイを書くことができるようになり、ライティングに対する不安と恐怖からは抜け出せたから、このレッスンは意味があったし、半年間で学んだことはノートは全部とっているの頑張って何度も復習してライティングを鍛えようと思う。そもそも留学するからには、授業でレポートを書いたりする必要があるからライティングはもっと勉強しないといけないしね。