私は直接会える英語ネイティブスピーカーの友達がいない。
だからLanguage Exchangeしてくれる英語ネイティブの友達を探そうとも思ったけど、IELTS試験のことをわかっているネイティブスピーカーってほとんどいないかもしれないし、そういう人はだいたい有料で指導してるだろう。Language Exchangeしてくれる人を探す手間、時間調整する手間ひまを合わせると、時間がない。アプリもどうせ出会い系か、国際ロマンス詐欺ばかりだし。
英会話教室に通うという手も考えたけど、IELTS対策は授業料が高いのよ。
というわけで、少しでもスピーキングの練習をしたいから、ここは割り切ってオンライン英会話をはじめることにした。
まず選んだのはDMM英会話。
新規特典の初月50%offと、その後は派遣元の福利厚生特典の3ヶ月20%offという割引があったから。4ヶ月間、1番安い1日1回30分レッスン、ネイティブや日本人以外の講師のスタンダードコースを受けてみた。。
最初の1〜2ヶ月は、Daily NewsからIELTSによく出そうな一般的なトピックについて自分の考えを話す練習をしてみた。そもそも科学技術とかスポーツとかそういう話題って興味があまりなかったから単語もよくわからないし、知識を学ぶためのレッスンでとにかく考えて話す練習にはなった。次の2ヶ月間はIELTS対策教材にシフト。
IELTS専門の講師といっても、講師によって教え方がそれぞれだし、教え方が上手いとは限らない。教材のスクリプトを読むだけの講師もいれば、モックテストの中で、間違いを指摘してくれる講師もいる。後半は自分に合った講師が見つかったのでその人とほぼ毎日練習できた。
DMM英会話でキャンペーン期間が終わったので、他のオンライン英会話を受けてみようかと探した結果、ベストティーチャーを受講してみることにした。ライティングにも力を入れているレッスンで、idpがIELTS対策コースの監修しているとのことだったから。講師には東欧会、フィリピン系、南米、中東系、アフリカ系などの他にアメリカ、南アフリカ、イギリスなどのネイティブスピーカーも結構いて会話ができた。しかし月約16000円もする！DMMの2倍以上！ええい！それでも回数は無制限なので頑張って1日に2回受ければいいか？ってなった。
ベストティーチャーを受講生してみて自分としてはかなり上達して良くなった気がしている。文法を考えずに無意識にベラベラ話していたDMMとは違って、まずは自分の言いたいことを実際に書き起こしてみて、ライティング講師が文法ミスをめちゃくちゃ直してくれた後で、スピーキング講師がもっと自然な英語表現や、文法でわからないところを解説してくれるし、モックテストもしっかりやってくれる。
DMMの4ヶ月間は頑なに自分の考えを話そうと奮闘していた。
ベストティーチャーで受けた講師曰く、
「IELTSは英語の試験で、別に模範回答は無いし、正解、不正解もない。嘘でも整合性が取れて正しい英文で話せればIELTSエグザミナーはそれが嘘か本当か、その意見が正しいとか正しくないとかを採点するわけじゃない。いくら流暢に、発音良く速く喋っても、無駄な繰り返しや、まとまりなく話すと採点はいつまでも6とか6.5。短文でも正しくゆっくりでも論理的に話すことが出来れば、7をめざすことは不可能ではない」
とのこと。なので、一から自分のことを難しい英語で話すのを止めて、一般的なことを簡単なセンテンスで話す方向に決めた。
つまりこんな感じ。
例）モーニングルーティンについて
現実）
朝6時に起きて顔洗って、1〜2時間Ielts試験のための文法ドリルやって、朝ごはんはヨーグルトとバナナだけ。飲み物は一杯目は紅茶に無調整のオーガニック豆乳、2杯目は残った豆乳にお湯を入れて飲む。それから着替えてお化粧して、通勤して、エレベーター使わずに階段であがって職場に到着します、、、
回答）
いつもは朝6時に起きます。朝ごはん食べた後に通勤します。電車で30分ぐらいかかります。そして仕事は9時から始まります。
ぐらいでいいのだ。
例）誕生日パーティーをしますか？
現実）
祝いません。毎朝目が覚めると、よかった死んでない。今日も生きていて良かったと、毎日お祝いしてあるので一年単位で祝うなんてナンセンスです。誕生日を祝ってくれる親も友達もいません。誕生日は月初なので、だいたいいつも残業でヘロヘロなので誕生日だからといってどこかへもいきません。
回答）
はい、いつも友だちとお気に入りのレストランへ行って楽しく過ごします。今年はイタリアンレストランでお祝いしました。
とにかく、サンプル回答を真似して、自己主張をせずに、シンプルにしていくことに気がついた。
1番効果があったのは、毎回スピーキングをスマホで録音して聞き返すこと。そして間違いを確認して、、繰り返し正しい英文法で修正しながら話すこと。
最初は聞くに耐えない自分の英語スピーチだけど、しばらくすると慣れてくるもので、
またaやtheが抜けてる。三単現Sが抜けてる。時制が間違っている。句動詞、前置詞間違っている。焦ってリピートしてる。などめちゃくちゃ自分のミスが客観的に見えてくる。
録音した全部の音源を聴きながら自習をすると大分上達していくのが分かる。
モックテストで元エグザミナーからあなたのスピーキングレベルなら6.5よって言われたけど、
本番の試験は、やはりめっちゃ緊張しまくって上手く話せなかったので結果は6.0。
ベストティーチャーのレッスンは3ヶ月で終了。やっぱ高いから（笑）
ちなみに2回目の試験の後、CollinsのSpeaking for IELTSを買った。サンプルアンサーがたくさん収録されているし、リスニングとシャドウイングにちょうど良いと思って日頃の練習に使うことにした。実際留学したら英語スピーキングは必須だから頑張らねば。
