はじめての味

40数年生きてきて、今年初めて食べたもの。

それは、はんぺん。

人生のほとんどを西日本、関西で過ごしたからか、はんぺんを食べたことがなかった。

どうやら、おでんの練物界には、はんぺんとちくわぶというものがあるらしいというのは長年テレビなどの情報で知っていたが、出会うこともなく過ごしてきた。

たまたまスーパーで安売りだったから買ってみた。

特に料理せずにそのまま冷たいままでも食べられるとのことで試しに1個食べてみたら、マシュマロみたいな食感だけど、魚のすり身の味という味に脳がついていけない。決して不味くない。練り物好きとしては味は美味しいけど、ふわふわすぎるな。

さて、料理としては、よくわからんけど鍋に入れればいいのかな？と鍋に入れたらいきなり2倍以上、膨張始めるし、なんじゃこりゃ？？

頭が混乱する食べ物だなぁ。鍋のつゆを吸ったふわふわのはんぺんの味は美味しかったけど、歯ごたえが無いからか少し物足りない。ペロッと食べ終えた。

その直後、胃がすごく痛い。明らかに食べすぎ感。まさか、胃の中でさらに膨張してるんじゃ？？と不安。多分4枚も食べたのが良くなかったのかな？？適量だってわからんし。

食べたことのない食べ物は日本にはきっとまたまだたくさんあるのだろうな。いかに自分の生きてきた食文化が狭いものだったか気がついた。

もっといろいろ初めての食べ物に挑戦してみたいものだ。