すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

さよならダッフルコート Goodbye, our Duffel coat

学生時代からダッフルコート が大好き。

Olive少女は、小沢健二さんの名曲「ドアノック」の世界に憧れてていた。

「いつか冬にダッフルコート を着て原宿あたりを風を切って歩いてみたい!」と。

 

でも実際は、10代〜20代に私が愛用していたのは母の古着のコート。それは気に入っていたのでわざわざ新しく買う必要もない。

 

ところが30代になってやっぱりダッフルコート が欲しい!と思った。ダッフルコート の可愛さは10代〜20代が似合うけれど、30代だって着たいの!といろいろ探してやっと見つけた。

 

それは厚みのあるしっかりしたウールのコート。チャコールカラーで可愛くて暖くてお気に入り。冬がますます好きになった。

 

ところが40代になると

 

重いわ!!

 

ダッフルコート の丈夫な生地の重さが肩に堪える。トートバックを肩にかけると肩が壊れるかと思うぐらい。

そして満員電車で吊り革を持つ時の腕に支障をきたすぐらい。

暖房が効いている場所で、脱いで腕に抱えていると、重くて手や肩が痺れるぐらい。

 

40代という年齢は、可愛さ、ウールの重さに敗北か・・・アンゴラやカシミヤとかの軽いウールなら大丈夫だけど、10代、20代向けに作られたカジュアルなウールのコートは重過ぎる。

 

そんなわけで、ダッフルコート を卒業することにした。若者向けのカジュアルブランドで、、メルカリとかで売っても雀の涙。ダッフルコート は嵩張るので送料と手数料で、わずかしか残らない。なので古着屋さんで買取してもらった。

 

30代の間、大切に着てきたから、たくさんの冬の思い出がある。その思い出とolive少女のトキメキは大切に胸にしまっておこう。