すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

一つの修正と決意2021

あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

健康に気をつけて、寝袋生活、節約生活をがんばりたいと思います。

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2019年度に1年間勉強してある資格を取った。

なんとなく私はその職業に就くことで現状を打破できるのではないか?と漠然とした憧れを持っていた。

 

私は「派遣社員」ではない「肩書き」を持つことができる。これで世界は広がる!と・・・

 

ところが、2020年のCOVID-19パンデミックは現実を見せてくれた。

 

7月に派遣社員を辞め、失業手当を貰いながら、試しにパートで現場を覗いてみると、その職業は私にとっては、疑問しか湧かず、全く魅力のないものだった。(そもそも私の性格的な問題もあった。コミュ障だし・・・(^◇^;))

 

その仕事を続けるか否か、ゆらゆらと自己問答。そしてコロナ禍での不安定なその仕事は、私の心を蝕んだ。頑張って勉強してきたのに、たった3ヶ月で見切りをつけていいのか?他の職場なら環境も違うから移ってみたら?

 

その仕事を続けるために、掛け持ちでアルバイトしている人もいる。コールセンターとか飲食店、雑貨屋とか。私はそこまでの情熱が全くなかった。

 

私はその世界で踏ん張ることはできない。

 

そして不安が積もり、我慢の限界が来て9月末で私はその職を辞めた。たった3ヶ月。

 

私は愕然とした。私の選択は間違っていた!

去年1年頑張ってきたことを覆すのは、なかなか勇気がいることだ。

お金をかけて勉強したことがまたもや仕事には繋がらず、意味をなさなかった。

 

勉強してきたこと、知的好奇心をくすぐったこと、学習する習慣を取り戻す機会になったことは、評価できるけれど、それだけか・・・

 

じゃぁ、私はこれから

どうしたらいいのだろうか?

 

気持ちがどん底に落ちてしまった。

その資格は私のやりたいことではない。

それだけははっきりしている。

 

就職支援サポートを受けたり適性診断を受けてみて、私自身を見つめ直すことにした。そうして何となく形が見えてきた。でもそれはまだはっきりしない。それに向かって進んでも良いのかしら?件の資格みたいにまた挫折に向かって生きることにはならないかしら?

 

そんな風にもやもやしていた時、

歌手のさだまさしさんが、あるラジオで下記のような趣旨のことを言っていた。

 

不安や疑問を全部ノートに書き出す。その解決方法も書き出しては不安を消していく。

大体のことは解決方法があるし、そのリストから消えていく。

そしてどうしても消せない最後に残る疑問は一つしかない。

それは「お前の人生をどう生きるのか」という哲学だけだ。

 

私はこのコメントを聞いて、衝撃を受けた。

さださんは40代の終わりに小説を書き始めたという。あれだけのヒット曲や名曲を作り出してなお新しい事に挑戦する姿に、私も奮い立つような気持ちになった。

 

私の人生をどう生きるのか。

 

私は人生が辛い時、現実逃避で向かう夢がある。それはどんな時でも必ず想いを寄せる夢だ。20年間想い続けた夢だ。だったらその夢に向かって逃げてみるのはどうだろう。

 

やりたい仕事と、出来る仕事は違う。自分に向き不向きがある。それをわかった上で試してみたい。後悔しないように。そのためには何が必要か。書き出してみた。

 

私が今出来ることは、仕事をしてお金を貯めること。目標金額を設定。2年で300万円を貯める。

 

事務職はもうお腹いっぱいで辞めたいけど、夢に逃げるためには、私が出来る事務職でコツコツ働こう。

 

コロナ禍でリストラや倒産が続く中、就活は本当に厳しい。書類選考でも落とされ、どうにか通った最終面接でも結局、縁がなかった。そもそも2、3年で絶対辞めると決めているから、辞めるの前提の就活って矛盾している。

就活は続けるけど取り敢えず、派遣社員で仕事を復活した。ちなみに前職の派遣と同じ分野。

この分野は同じ事務職でもやりがいがあるし、時給も少しだけ高め。

 

派遣だと1年で100〜150万円は貯めることができるから、期限は2〜3年ということ。とにかくこの期間はお金を貯める時期だ。節約生活を引き締める。体が無理しない程度に頑張る。

 

45才までにスタートを切る。そのために踏ん張ろう。

 

2021年、新たな気持ちで夢に向かって頑張ります!