すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

派遣社員を選ぶ その2

再就職を考えた時、興味のある業種と職種はあった。次のキャリアアップには、この仕事がしたいという思いはあったが、如何せん、その分野は未経験だった。これまでの経歴では即戦力にならない。求人をみていてもその職種は中途採用の場合正社員になるにしても、その分野の経験者が求められていた。

 

となるとやはり派遣社員。その職種の未経験者OK、エルダー活躍、残業少な目(これ大事!)でそこそこの時給のお仕事をいくつか紹介してもらった。

 

未経験Okと言っても、やはり即戦力が欲しい企業が多かった。後は、私の過去の職歴に直結している仕事の方がメインで、やりたい分野はほんの一部だったりでなかなか難しかった。

 

数社受けて、最終的に今の派遣先に決まったのだが、正直ここは職歴に残すために働くだけ。最低1年は働くと決めている。(おそらく3年経ってもこの会社は正社員にするという措置は取らないだろう。)時給も同じ分野の職種の中では低いので、1年の経験を積んで、もう少し高い時給の所へステップアップを企む。ただ、人間関係も良好で居心地の良い職場環境、仕事の量もほどほどなので、契約はどうなるかはわからない。

 

実際に働いてみえてくる職場の良し悪しは、派遣社員ならではのメリットだと思う。あと、好きな仕事(やりたい仕事)と向いている仕事(やれる仕事)は別。今回選んだ分野が、未経験だからこそ、興味があっても、自分に向いているかは未知数だったわけで。4ヶ月ほど実際に働いてみて面白いなぁと思いながら激しいストレスもなく働けているので、多分自分に合った仕事なんだとわかってきた。

 

派遣社員としての働き方は何かと批判されるし、実際のところ搾取される側、使い捨てされる側になりやすい。だからこそ、しっかり自分の生活をマネージメントしなくてはいけない。決して情報弱者にならないよう、知識を深めて学習し、行政サービスをしっかり活用する。無駄な残業や無駄なストレスを貯めない。メンタルをやられたら、きちんと派遣会社(けんぽや保険組合)が提供しているカウンセリングを受けてみる。そう言ったセルフケアをして、自分の状況を客観的に診てみる。そういったことを積み重ねと自覚していくことで、悲観的にならず、楽しい派遣社員生活を続けられる。

40歳の派遣社員ライフ、結構楽しい。