すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

ポジション解除

私はS&P500に連動したインデクッス投信をメインで、サブにEPOSカードのTsumiki証券でセゾン投信を買っていました。あとはキャンペーンがある毎に先進国株やバンガード関連のインデックス投資のスポット買いもしていました。

 

2022年、米国の利上げ発表後の1月から始まった調整は、利上げ発動後の株価下落でDJIもS&P500も大きく下げています。2021年のプラスが無かったことになるぐらいの下げです。ただし投信は為替ヘッジなしなので、半年の間に115円→130円の円安の影響が大きく、基準価額はわずかな下げにとどまりさらには一時はプラスになりました。為替ヘッジなしだから為替の影響を受けやすいのだけど、今回の円安に限っては、為替ヘッジなしでよかったと思いました。

 

私は「ちりつも長期投資」派なので、下がったら買い場だと思っていて、今後もずっと積立をしていくつもりでしたし、マーケットに残っていくつもりでした。

 

しかし事情が変わり、近い将来にお金の入用が決まりました。

 

インデックス投資の伝導者である山崎元先生の本にも、、マーケットに留まる方のは大事だけれど、お金が必要な時は含み損が出ていても躊躇なく引き戻せと書かれています。

 

必要になる時期にはちょっと早いけれど、6月初めに為替が1USD:134円を超えて、インデックス投信の基準価額が高値に戻ったタイミングでideco以外の積立投資のポジションを解除して、いったん安全資産にしました。マーケットから一旦退場。

 

今後の為替がどうなるかは分からないし、米国株も利上げの調整、インフレ対策が進み、中間選挙の年は株価が大きく揺れる可能性もあるので、実際にお金が必要になる時期にギリギリまで株価を眺めて一喜一憂するのもストレスなので、このタイミングで売却しました(^_^;)。

 

この数日後に米国は利上げ0.75%に上げることを決定したので株価も投信も急激な下落。上手いタイミングで売却できて良かったと思いました。これでしばらくは平穏な日々になります。

 

つみたてNISAは残しておきたかったけどこれも売却です。えー?せっかく非課税なのにロールオーバーして雪だるま方式に資産を増やしていかないの?とびっくりされるかもしれませんが、これは止むに止まれぬ事情があるので、仕方ありません。

 

取り敢えず、今回売却でつみたてNISAは5年間の積立で90%以上の含み益でしたし、その他の積立も全てプラスで終わりました。円安のおかげです。投資金額自体は少ないですが、それでも派遣で節約生活中の私のとってはコツコツ積立の成果で、大きなプラスでした。

 

これで私のポジションはidecoを除いて、全て無リスク資産です。idecoは60歳になるまで引き出せないのは少し痛いなあーと思いつつも、いつか、確定拠出年金に拠出することを決めた当時の私にgood jobと言えるように、拠出停止中のまま放っておきます。あと20年でどれだけ膨れ上がるかが楽しみです。

 

しばらくは1ヶ月定期か3ヶ月定期預金にでも入れておこうかと思います。