すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

COVID-19ブースター その1

日本ではCOVID-19ワクチンは最初の2回だけ打っただけ。その後、ロックダウンも解除され、NZの国境が開いてワクチン接種証明もいりませんってなったから、打たなくていいやって放っておいた。というのも2回目の副反応が辛くて、またこれ繰り返すのは嫌だなと。逆に体力消耗して風邪やコロナウイルスに感染しやすくなるんじゃないの?オミクロン株に移行したし、飲み薬も承認されてるし、まあ打たなくてもいっか?と。

 

結局、早寝早起き、手洗いうがい、寝る時は布マスクで喉の乾燥を防ぎ、健康的な食生活、風邪っぽいなと思ったら早めに葛根湯飲んで温かくして寝てたおかげかどうかはわからないけど、周りがオミクロンで感染している中でも、感染せず(感染してたかもしれないけど無症状)元気に過ごしていた。

 

NZに来てからも問題なく過ごしていたんだけど、とある福祉施設でボランティアを始めたいと応募したらワクチン接種証明の提出とブースター必須ですって回答が。

 

まあ、ワクチン接種の必要ないボランティアはたくさんあるので絶対打ちたくないってことなら他を選ぶけど、その福祉施設でボランティアやりたいと思ったので仕方なく打つことにした。

 

問題はここからで、2023年現在、私は学生ビザでの滞在なので、NZの医療制度には加入資格がない。だから留学生用の医療保険に入っていて治療が必要なら保険会社と提携していてウォークインでみてくれるGPにいくことになる。といってもワクチンや検査は保険の適用外で、COVID-19のブースターは薬局などウォークインで無料で打つことができる。

 

しかしブースターを打つためにはNHI(National Health Index) 番号が必要になり、それはGPで登録しないといけないのだ。しかし、前述した通り学生はGPに登録できない。

 

しかも私は健康なので一度もウォークインでもGPで治療を受けたことがないからNHIが無い。

 

NZではこの番号で医療記録を管理しているので、無料ワクチンもこの番号が無ければ打つことができない。

じゃあどうやってNHI番号を取得する??

 

取り敢えず、まずというニュージーランド保健省の窓口にあたるエージェントがあって、そこが各地域の保険行政の事務やコーディネーター、健康啓発促進事業、ワクチンを担当している。そこに電話すると、「GPに行ってください。あなたはGPに登録はできないけれど、NHIに登録はできるから。まずは近所のGPに電話して確認してみてください」

 

なるほど、GPに登録しないといけないと思い込んでいたけどそれは勘違いで、GPで「NHIに登録したい」と言えばいいのだな。簡単じゃん!

 

それで近所のGPに電話したら、「うちじゃ出来ない」。ふぇ??

 

うちじゃできないからこの電話番号に電話してって、教えてもらった番号はまさかのエージェントの別の部署の番号。

 

そこでも結局話が噛み合わず、最初に話した部署の担当者にたらい回しにされた(笑)

最初に話した担当者が上司に再度確認してくれて、「GPができないと言っているのは間違いです。もっとプッシュして促してみてください。それでもできないと拒否するなら、そのGPの担当者に私たちに電話して確認するように伝えてください。」

 

わかりました。

というわけでもう一回近所のGPに電話したら、「いや、うちじゃできません」ってやっぱり断られた。もし本当にできないんだったら、他のGPに確認すればいいだけなんだけど、まあ試しにちょっと強気で「いやエージェントはGPでNHI登録できるって言ってたし、それでもできないというのならあなたがエージェントに確認してもらえますか?私が言う番号に電話してください。それか私のほうから、そちらのGPではできないと言われたことをエージェントに報告しますよ」と言ってみたら、ちょっと待ってくださいと別の担当者に変わった。

 

その担当者は、「私たちのGPでは普通はNHIだけの登録はしないのだけど、緊急みたいだから特別に登録します。他のメンバーは登録できないけれど私だけは登録することができるので今回は特別にします。」とのこと。

 

でた!「特⭐︎別⭐︎に⭐︎」

ホンマかー??(笑)と思いながら、取り敢えず最大級に感謝したわ。

 

というわけでNHI番号自体は電話だけで取得できちゃった。

 

その2へ続く