すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

頼りになるのは雇用保険

離婚して、仕事辞めて、引っ越してきた時のキャッシュはたった20万円だった。

その上、無職。

 

取りあえず、ハローワークに行き、失業手当を申請し仕事探しを始めた。3年間働いて、離職理由も自己都合ではなかったので、1ヶ月でもらえることになった。ありがたかった。

 

正直、失業手当をもらいながらゆっくり自分のキャリアについて考えて、必要ならば職業訓練に通うことも視野に入れていた。でも結局手持ちの現金が少ないということが、不安で仕方なく、仕事を探すことにした。

 

年末にそして何社かの職場見学の末、派遣社員として、再雇用が決まった。

初出勤日の前日にハローワークに行って、就職が決まったことを伝え、その日までの失業手当をいただくことになった。

 

再雇用先は、直前に働いていた派遣会社Aとは違う派遣会社Bで紹介してもらった。

 

派遣会社Aにはお世話になったし、担当さんが非常によくしてくれた。しかし敢えて、派遣会社Bにしたのは、再雇用手当は直前に辞めたのと同一の雇用者では申請が下りないためだった。

 

派遣会社Bには以前もお世話になったこともあり、その時の担当さんがよかったことと、いろんな職場を紹介してくれたため最終的にそこになったと言う感じだ。

 

実際1ヶ月働いた後、タイムカードなどの勤務状況をハローワークに提出してから2週間後に、ようやく再雇用手当がおりる訳だが、この2ヶ月間は非常にきつかった。働きはじめてから最初の給料日まで、実質2カ月、お金が入らない生活。(15日締めの月末払いなので、最初は、お正月休みに成人の日など、勤務日数が少なすぎたため。)

タダでさえ引越でなんやかんやと物入りなのに、20万で2カ月過ごす心細さといったら!!そしてクレジットカードの支払いは確実に毎月10日に来る。

 

そんな時に再雇用手当がどんなに支えになったことか。そして失業手当も支えてくれた。働きだして2ヶ月後のお給料でやっと精神的にもまともな生活が始められるようになったが、社会保障制度、雇用保険は活用するべきだなぁとつくづく思うのである。