すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

カトラリー

引っ越しの際に持ってきたカトラリーは、お箸2膳と、キャンプ用のスプーン・フォーク・ナイフが一つになったヤツ1個。


f:id:sue-kichi:20190508215419j:image

これ。LIGHT MY FIRE

 

THE DOORSの「ハートに火をつけて」?

10年前に、これを買った時には、「お!THE DOORSやん。なんかええやん。」と60年代洋楽好きにはたまらないブランド名に反応したわけで。この記事を書くために今調べてみたら、スウェーデンのアウトドアブランドだった。「スポーク」っていうらしい。

 

 フォークの片側にギザギザがあって、ナイフ代わりになる。

 
f:id:sue-kichi:20190508215613j:image

でも、切れるものは限られる。

 

正直言ってこれで切るより、キャンプ用のナイフを使ったほうが早いし楽だと思う。

パンを焦がしたときに、このナイフ部分で削るのは便利!これが唯一の利点。

 

折角一人暮らしで一から揃えるなら、ステキなキッチングッズを揃えたい!木のスプーンが欲しい、大さじ、小さじ、デザートスプーンが欲しい、新潟県燕市のステンレスのカトラリーセットが欲しいなどなど、物欲があまり余っていたぐらい。

 

でも、いざ買うとなった時、独り暮らしで、セットなんて必要か?木のスプーンってカビはえやすくないか?塗装は安全なのか?一人やから、種類も多くなくてよくない?100均やショッピングセンターなどでも安く売ってるけど折角買うならこだわりが欲しい!でも何を選べば良いかわからん!などど、マイナス思考が物慾を押し切ってしまい、

 

結局いつもの通り、今持っているヤツですましとこう…という考えに落ち着く。

 

で、持っていたのは、このアウトドアのスプーンのみ。まあ、これ一本あったら、スプーンもフォークもナイフも足りるし、なんとかなるやろ、と楽観的に考えたら、実際なんとかなっている。

 

問題は、スープを掬うとき小っちゃすぎること。ご飯をライスクッカーから掬うときときに、うまく掬えないこと。思い浮かべて欲しい、地獄の鬼たちがこの小さいスプーンでこっちの釜の熱いスープを隣の釜に移せ!っていう地獄絵図を…。

 

さすがにお玉やしゃもじの代わりにはならなかったので、結局お玉(レードル)と、しゃもじはすぐに買った。


f:id:sue-kichi:20190508223440j:image

キャンプ時なら、暇なのでスプーンで頑張って掬ってもいいが、日常使いには、やはり道具はちゃんと使うべきだと実感している。