すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

CAMPERのパンプス その2

私としては、パンプスとして仕事用に履きたかったけど、せっかく大切に履いてきたのに直せないから捨てて、新しい同じ型のCAMPERを買うのは正直悔しい気がした。消費主義に躍らされている。5年経ったら新しいの買ってね~って。そもそもこのパンプスは流行に躍らされない定番のスタイルなのに、そんな使い捨ての靴屋だとはがっかりだった。

で、靴の修理屋さんに相談したところ、

 

パンプスとして修理するのは難しいけど、出来ないことはない。ただ、イチから靴底を作ることになるから、新しいの買えるぐらいの値段になるし、履き心地も歩き心地も元のようなパンプスにはならないと思うと言われた。履きやすさを求めるならウェッジソールで張り替える方がいいと思う。そうしたら修理できる靴になるよ。

 

とアドバイスをもらい、悩んだ末に、ウェッジソールにしてもらうことにした。幸い職場はオフィスカジュアル」で服装は自由なので、元CAMPERの靴として仕事用に履こう。

 

ちゃんとしたパンプス(asicsのEEEのパンプス)はもう一足持っているので、それでいいやって。

 

修理代13600円也。

元のCAMPERの値段、2019年12月現在、公式オンラインショップによると

Helena 25,300 JPY

 

新しい同じパンプスを買うより一万円は安くなったけど、13600円は、他のブランドなら新しいの買えちゃうなぁ…

 

そんな貧乏症な思考回路を断ち、あの足に馴染んだ革を大切に履くことに意味がある!と何度も自分に言い聞かせている。実は、靴底が割れてから、修理に出すか出さないかで、ずっと半年くらい悩んでいた。でも自立してから1年の自分へのご褒美として今回の修理を決めた。たかが靴の修理だけど、壊れてしまった自分の大切な気持ちを直すことのように思えたから。だからこれからも大切に履く。


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