私は年金制度の支持者だし、老後は長生きして年金をしっかり貰い続けて支払った金額以上受給して得をしたい & idecoで拠出した200万円がどのくらい大きな「雪だるま」になるのかを楽しみにしている人なのだが、海外留学・移住に伴う年金についてはかなり悩んだ。
多くの人は、海外転出届で脱退するのだろう。
令和5年度分は納付書による一括払い済み。
令和6年度分以降、留学中は任意加入するか?
円安、インフレの波で、留学中にいざという時に自由に使えるお金を残しておきたい。約19万円なら1〜2ヶ月頑張って働けば稼げるけれど、そのお金でいざという時緊急帰国できるわけだし。
任意加入のメリットは、
1.任意加入しておけば、将来受け取る年金を少しでも増やすことができる。
2.万が一任意加入期間中の病気やケガで障害が残ってしまった場合、障害基礎年金の対象となる場合がある。
私の場合はこの2点だけ。
海外転出届を出せば、令和5年度分の残りの月の国民健康保険は支払わなくて良いし、令和6年の住民税・国保は無いので、控除の対象にはならないから、上の2点以外の大きなメリットはないかなあ。
でも熟考した結果、取り敢えずフルタイムの仕事を始めるまでは、任意継続しておくことにした。
理由は、留学期間中の1年は、週20時間のパートタイムと、休暇期間はフルタイムは働けるので、それは現地の年金システムに加入することになるのだけど、それだけではやはりカバーできない。そもそも留学期間中にどれだけ働けるかは未定だし。
いざという時に、日本という国は頼りになるしね。多分歳をとったら、システム上、日本ほど住みやすい国はないと思うので絶対年金のお世話になるはず。年金だけに頼ることはしないけれど、日本の社会保障システムの恩恵に与るのは確実なので。
令和6年分からの任意加入届を提出し、管理者を家族に指定して、クレジットカード払い前納1年で申し込んでおいた。これで少しだけお得に支払えます。