普段は寝袋は出しっぱなしだが、寝袋をしまう袋は使わないまま保管していた。
先日の引っ越しで、久々に使おうと試したところ、内側からピンク色の細かいカスがフケのようにボロボロと落ちてきた。
アウトドアグッズに定番の加水分解だ。
寝袋をしまう袋は、内側を撥水機能のポリウレタンでコーティングしているから、加水分解が始まるともうどうしようも無い。
まぁ、10年以上前に買ったものだから、経年劣化は仕方ないのだけど。
でも、袋を捨てるのはもったいない。まだまだ寝袋をしまう袋として使いたい。だからポリウレタンコーティングを全部取ることにした。
重曹を溶かしたお湯に浸すと、みるみる剥がれていく。一晩つけおきするとこんな感じ。
浮いてきた。
手で擦ればスルッと取れる!
コーティングの正体
これであとはもみ洗いしてよく濯いで、陰干しして乾かす。それから残ったカスはガムテープで取り除いた。(掃除機持っている人は吸いとってもいいと思う。)
まだ少し残っているけどガムテで取り除く
これで完璧。
撥水機能が無い、ただのナイロン袋だ。なので、キャンプに行くときはその上からまたビニール袋とかで保護しないといけないが、それは撥水機能がついていても必須なので問題なし。
Fairydownの寝袋の袋なので、大切に使っていきたい。