NZ(欧米文化)のベッドに対するこだわりってすごいなぁと思う。枕にしても少なくとも3個ぐらい使ってるし、朝起きたらベッドメイキングは必ずしなければならないものと教わるらしい。宿泊施設でハウスキーパーとして働いていた時も、どんな安い施設でもベッドメイキングはシーツの折り畳み具合とかこだわりがあった。
実は私は掛け布団のDuvetとComforterとQuiltの違いをあまり理解していなかったので調べてみた。
Comforter はシーツのいらない掛け布団らしい。毎回布団丸洗いが必要。中綿の多くはポリエステルで熱がこもりやすい。柄と布団が一体なので、買う時に柄を選ぶのが難しいぐらい微妙(買ってから上にカバーをつけるのもありだけどね)
Duvetは本体とシーツが別。シーツだけ洗えばいいので洗濯は簡単だし、シーツの柄を変えるだけでガラッと部屋の雰囲気が変わるからインテリアにこだわる人はこっち。中綿の種類も綿、羊毛、羽、ポリエステルと選べる。
QuiltはDuvetやcomforterに比べて薄くて平べったい。ベッドカバー的なものかと思っていたら、普通に掛け布団としてに使ったり、掛け布団の上に重ねてデコレーションにしたりできる。こちらも中綿の種類も綿、羊毛、羽、ポリエステルと選べる。温度調節がしやすい。キルト用シーツもあって、好みでいろいろ選べる。
さらにはブランケット、throwというベットの上にかけるデコレーション用の布とかも存在するし、全部こだわって揃えるとすごいことになりそう。
さて、新しいフラットに移るにあたって、部屋にはクイーンサイズのベッドがあるが、シーツや掛け布団は自分で用意してねってことで、どうしたものかとしばし悩んだ。寝袋あるから、クイーンベッドの上に寝袋で寝るのもありなんだけど、流石に見た目的にもう少しQuality of lifeのレベルを上げたい。しかし、わざわざクイーンサイズのシーツや掛け布団などを嵩張るのに持っていたくない。お金もかけたくない。
普通に量販店でシーツ買ったら、シーツと枕カバーセットとかだとポリエステル製11ドル、ポリ&綿混で27ドル、綿100%59ドル!高い!!
というわけでセカンドハンドショップめぐり。
NZはセカンドハンドのお店が本当に多い。大体は、教会系か、赤十字・ホスピス・医療系、子ども向けのNPO系、フリマ系など、とにかく沢山ある。しかも家具や電化製品、キッチン用品、衣服などほとんどなんでも揃う。お店によって質も状態も、サイズの並べ方、選びやすさも買いやすさ違うから面白い。
シーツとか枕カバーとかは2ドルぐらいで置いてある。ただし結構汚れ具合とか日焼け具合とか毛玉とか、質は低い。まぁ、洗えば問題ないでしょ。あとクッションも安く置いてある。なので状態の良い掘り出し物を見つけたら即購入。
マットレスはクイーンだけど、掛け布団はシングルを買う。そんな大きいのを1人で使う必要はないからね。万が一誰かとベッドを共有するとしても、私はダブルとかクイーンベッドで1枚の掛け布団やブランケットの取り合いとかになるのは嫌なので、シングル掛け布団を2つ並べればいいやと思っている。取り敢えず、必要なのはシングル用掛け布団。見映えが悪ければその上に大きい布でもかけておけばいい。
そして種類はDuvetかQuiltにする。シーツを洗いたいからね。
量販店でシングルサイズをみてみると、
Comforterなら32〜37ドル。
Quiltはオールシーズンなら25〜70ドルぐらい。薄手ならもう少し安い。
Duvetもオールシーズンタイプだと30〜80ドルぐらい。
ぐむむ。どれがいいのか正直言ってよくわからないけど、オールシーズンの羊毛Quilt買って、寒かったら寝袋を重ねればいいかな。ってことで、、シングルキルト(羊毛)59ドル也。
同じものがセカンドハンドでは10〜20ドルで買えるから。探すのは大変だったけど。
枕は首・肩の痛みがあるので、いい枕を買いたかった。いろいろ探した結果、新品の羽毛枕を購入。羽毛と言ってもスペシャルセールで98ドル→38ドルだったので、かなりお得に買えた。
後日、セカンドハンドのお店で羽毛の枕を見つけたら35ドルだったから、新品とほぼ変わらないかもな。
fittedシーツ(クイーンサイズ )2ドル
枕カバー 1ドル
ウールのシングルキルト 20ドル
キルト用カバー2ドル
枕38ドル
合計63ドル。
まあ、大きな出品ではあるけど快適に眠れるなら問題ないかな。
フラットによってはシーツ類も用意してある家もあるので、大家さん次第かな。見学したフラットのうちでシーツ類用意してくれるのって言ったのは1軒だけだったから、みんなベッドにはこだわりがあるのを前提にしているのだろうね。