すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

歯は大切

半年に一回は歯科検診に行っている。

40代を過ぎると歯石や歯周病が心配だから。

 

実は学生時代に、初めての親知らずで駆け込んだ歯科医(初診)に、「奥歯に虫歯がありますね。治療しておきましょう^_^」と言われた。私は生まれて初めての虫歯という響きに動揺し、親知らずの痛みも相まって、そのまま治療してもらい銀歯を被せてもらった。

 

ところが数年後、実家に戻ってからその銀歯コーティングが剥がれ幼い頃から行きつけの歯科医に診てもらったら、「虫歯?おかしいなぁ?なんでかなぁ?まあいいや取り敢えず銀じゃなくて目立たないセラミックでコーティングしておきましょう」と言われた。

 

その後、30代後半で引っ越した先の歯科医に通うようになり、「あなたは虫歯にならないね。この治療痕はよくわからないけど。この年齢になって他に虫歯がなかったらそういう体質だから、もう虫歯の心配はしなくていいよ。それより歯の着色汚れの方がひどく目立つし、年齢的には今後は歯周病の方が心配になってくるよ」と言われて、ショックだった。

 

大阪に引っ越してから通うようになった歯医者さんも、治療痕を診てやっぱり「なんで治療したのかわからない」的なことを言っていた。

 

まさか私無駄な治療をされた???

 

小中高と虫歯がないことが自慢だったから、虫歯がどういうものか分からないまま過ごした私。親知らずという初めての口腔内トラブルに便乗され虫歯と勝手に認定されてしまったのか?飛び込んだ歯科医が悪かったのかもしれない。後悔だけ残して探していた。

 

ところが、2ヶ月ほど前にポップコーンを食べていたら、まさにその治療痕のある歯の噛み合わせに硬いコーンが挟まり強烈な痛みが!!

 

それ以来、クロワッサンの岩塩や、いちごの粒、大好きなドライイチジクの種、トッピングの胡麻など小さくて噛み合わせにピッタリハマるようなものから、魚や鶏肉の骨、クロワッサンのパリパリした皮のように柔らかいのに思わず強く噛んでしまうものまで痛みが走るようになってしまった。

一時的なものですぐに治るだろう。コロナ禍だし出来るだけ無駄な治療は避けたいと思っていたのだが、2ヶ月経っても全く治らないので、半年に一度の検診より早く、渋々歯医者に行った。

 

そしたら

「今回も虫歯ではないので安心してください。上の歯と下の歯の噛み合わせのところの凸凹がピッタリで、上の歯の方が強くてそれが何年もかかってすり減ってきたのでしょうね。だから痛みが走るのは宿命です!」

 

宿命って・・・

砂の器か?!

 

私の噛み合わせが強すぎる&歯軋りする、無意識に歯を食いしばる癖のせいで、薄くなったエナメル質のコーティングに、とどめを刺したのがポップコーンの硬いやつだったということだ🍿

 

私は内心、あのヤブ歯科医に勝手に治療されて、歯を少しでも削られなかったらこんな痛みなんてなかったのに!!と呪った。

 

取り敢えずコーティングを被せてもらったが、歯科医曰く、「これは噛み合わせの問題なので、2、3年後にまたこのコーティングも削られていくはずなのでこのコーティングを続けることになると思ってください。」

 

うわーーん。゚(゚´Д`゚)゚。

取り敢えず痛みは治ったけど、ごく稀にかすかに痛みを感じることはあるので何か食べるときはドキドキしている。

 

取り敢えずあれ以来、ポップコーンを食べることが恐くなってしまった。

 

歯は大事。とくにこれからの年齢から歯茎が痩せてくるし、病気の原因になるからね。

出来るだけ差し歯や入れ歯は避けて、自分の歯で老後を過ごしたいと強く願うので、今日もしっかり口腔ケアをする。