前回、Mac を買うことに決めたが、そもそもの予算は給付金の10万円。でもそのお金は現在73000円になってしまい(涙)、多少の残業代貯金を少しだけ回すことで、予算は8万円に。
8万円で、消費税10%の昨今、買えるMac製品はなにか?
答え1:Mac mini(キーボード+ディスプレイは別)
答え2:中古品
1のMac mini M1チップの一番安いのなら72,800円だし評判もすごく良いので、これにしようかなと思ったのだけど、キーボードとか、ディスプレイモニター、webcamera、マイクなどなど買い揃えることを考えると、予算はどうしてもオーバーするし、All in Oneのラップトップがいい気がする。無印の小さい折りたたみ机に、Macのセッティングして、会社から借りたノートPCで作業もするのは、ちょっと窮屈な気がする。できれば移動して、旅行先でも使えるモバイルのラップトップの方がいい気がする。確かに、Mac miniに15.6型のモバイルディスプレイを繋げたら外出先で使えるよ。でもmini本体1.2kgにディスプレイ約1kgとキーボードを別々に持ち運ぶのなら、MacBook Air で事足りる気がする。
ならば、2の中古品ならどうだろう?
結果、MacminiとMacbookの中古品の性能と相場を調べていくと、沼にハマり、比較しても、比較しても出られない地獄になる。
途中、比較しすぎて思考回路がおかしくなって、2012年製のMac miniを買おうとしていることに気づく。メモリとストレージさえ増設できれば、多少性能が古くても快適な動作になるからね。
でも、ちょっとまって!
「Meの恨み」はMicrosoft が発売からわずか3年でMeのサポートを打ち切ろうとしたことが発端であることを忘れたわけではあるまい!!
Mac はサポートがしっかりしているけれど、流石に2011モデルのMacBook Airは既に新OSへのアップデート対象外である。おそらく2012〜2014年版も数年のうちにサポート対象外になるだろう。
わざわざ古いMacを買って同じことを繰り返すよりは、新しい製品を買って長く使う方が、長い目で見たらいいんじゃないかしら?ハイエンドの機種を買う必要はないけど、吊るしで十分だよね。
沼にはまりにはまって約3ヶ月。毎晩のようにガジェット紹介サイト、blog、中古PC販売サイトやメルカリ、ヤフオクなどで調べては比較して、調べては・・・・比較検討するのに心身ともに疲れてしまい、結局MacBook Air の2018〜2020の中から選ぶことにした。
※MacBook Proも最初は予算内の中古品は比較対象だった。でも調べれば調べるほどTouch barのせいで購買意欲がグンと低下。別にProほどの高性能を求めていないこともあって対象から外した。(もし高性能を買うなら迷わずmac miniの高スペック機を買うと思う。)
最終の比較対象は、Macbook Air
第8世代のi5 / メモリ8gb ストレージ128gb〜256gb
第10世代のi3 / メモリ8gb ストレージ256gb
がっかりしたことには、中古市場では、2018以降の機種は中古価格でもあまり値下がりしていなかった。むしろ2020年の方が性能が上がっているのに安いときている。M1チップ搭載の新型は、まだ中古市場には出てきてないので、2020はintelのi3搭載モデルが比較対象だけど、Apple 公式の整備済製品でも2020のi3 8gb/256gbは、84000円(税込92400)。だったら2020を買ってもいいかもな。予算は8万円だし、これなら買えるね。ってな感じ。
そんなこんなで整備済製品は買わずに、中古で7.5万円(税込)の2020の美品をポチッとな。
シルバー買いました。
スペースグレイの方が中古価格が値下げされていたけど、楽しく明るい気持ちで使いたいからシルバーを選んだ。
さて、ここでMacあるある!
1、周辺機器の仕様・規格がほぼ毎年のように変わる地獄沼。
2、一つの買い物が次の買い物を引き寄せる地獄沼。
3、Macの枕詞のような「洗練さ」・・・って何かね?地獄沼。
言わなくてもきっとわかるよね。
1、周辺機器の仕様・規格がほぼ毎年のように変わる地獄沼とは・・・
・MacBook Air2011で使っている、有線マウス、DVD multiプレイヤー、iphone8と同期するケーブル、USBメモリ、miro SDカード用コネクタなどは全部USB type-A。Thunderbolt1-2 to HDMIはどこいった?
→すなわちドッキングステーションを買わなければならない。
bluetoothのワイヤレスやwifi、cloud活用でいずれスマートになり、必要なくなっているのだろうけど、現実的にはまだコードが必要なんだなぁ。
etc....
2、一つの買い物が次の買い物を引き寄せる地獄沼とは・・・・
・Retina画面の光沢が気になるから、アンチグレアの着脱可能な目隠しフィルターが欲しい。
・むしろ外付けの15.6〜23インチの非光沢のディスプレイを買いたい。
・熱暴走を防ぐためにも、排熱用に底を少し持ち上げるようなスタンドが欲しい。
・バックアップ用に外付けHD、SSDを買わないと。
・テンキーはやっぱり欲しいよね。
etc...
3、Macの枕詞のような「洗練さ」・・・って何かね?地獄沼とは・・・
・周辺機器やアクセサリはMacbookにデザインを合わせたアルミのシルバーボディのアイテムが欲しいな。
・ドッキングステーションもタコ足みたいなのじゃなくてスッキリさせたいな。
・やっぱりBluetoothでワイヤレスのマウスやキーボード買う?
・統一感を持たせるならアップル純正で揃える方がいいよね〜
・ラップトップで在宅ワークは姿勢がきついから、視線を上げるためにスタンド欲しいな。でもオシャレなスタンドあるかしら。
・このMacbook AIrとiPhone8を持ったら次はやっぱりiPadかしら???
・やっぱり「洗練された」「オシャレな」ものが欲しいよね!
etc...
はい。想像しただけで、恐ろしい沼ですね。
物欲の鬼に支配された亡者を産みだす沼・・・
お金が際限なく消えていく可能性のある消費主義の沼・・・
じゃぁMac買わずに、安いLenovoやHPのPC買って、CPUはi5の10世代、メモリ8gb、512gbのSSDストレージで、非光沢のディスプレイで、Windowsを入れずにUbuntu入れちゃえば?とコスパ重視と機能重視の賢い節約家なら思うだろう。それも正解。
でもMacの沼に片足をすでに入れてしまっている「Mac歴9年」の私は、やっぱり地獄を楽しんでいるわけですwww Mac沼万歳!
おわりに
このブログは節約と物欲の間で悶え苦しむ思いの丈を叫ぶブログです。
というわけでこのシリーズもう少し続きます。