すうの一人暮らし寝袋生活 in NZ

40代半ばでニュージーランドに留学し、節約と物欲の間で震える女の独り言

占い1 星を読む

占いとの距離感が、近くなったのは、離婚前後から。

 

それまでは、雑誌やフリーペーパーの星占いコーナーは目を通すけど当たったためしがないし基本信じなかったし、良いことが書いてあったらまあいいでしょ。ラッキーアイテムって意味分からん???ラッキーカラーって星占いと関係ある???って思っていた。というかそんなよく分からない統計学でカテゴライズしないでくれって思っていた。

 

そんな私もアラフォーに差し掛かり、仕事や結婚の崩壊からくるストレスで心が壊れそうになったとき、自己啓発の本や占いの本を手にすることが多くなった。自分探し、どう生きるか。誰かになにか解決方法を教えてもらいたかった。

いろいろ手にとって読んでみたけど、どうもピンとこないし、私が知りたいことは、今後どうすればいいのかという指針だった。

 

そんなの時手にしたのは有名な占い師さんの本。人を傷つけない言葉で、読み手に寄り添いながら語る上に、表現豊かな文学的な文体に、すっと星の世界に入ってしまった。私はこの言葉を聞きたかったのだ・・・と衝撃を受けた。

 

私はこの数年間、こういう理由で苦しんでいたんだなぁと妙に納得した。そしてその苦しみがはっきり見えたことで解放された気がした。そして、今後の生き方を考えるヒントをいっぱいもらったような気がした。

 

別に毎週、毎日の運勢なんて正直どうでもよい。

多分私は長いスパンでの「生き方」をずっと考え続けるのだろう。

 

この占い師さんの本はそんな私の心を開いた一冊となった。他の占い師さんの本でも占星術四柱推命でも基本的な内容はほぼ同じだと思うけれど、書く人によってそれがこんなにも伝わり方が違うのだなぁと、改めて思った。これだけたくさんの占星術の占い師さんやたくさんの占いがあるけど、どう伝えるかが、それぞれ切り口が違うというのがはっきりわかる。

 

星占いとは関係ないけれど、自分の心にいつも「心よ!お前は何を求めているのか?」と問いかけている。この「心に聞く」は、この星占いの本と同じ頃に読んだ心理学系の本(タイトルは忘れたけれど)から知った、セルフカウンセリングのようなもの。初めて自分に「心よ!」と問いかけてみたら、物凄く的確な答えが出てしまった。それはその後何度か自分に問いかけてみても、ゆらぐことのない一つのキーワード。多分それが私の核なのだろう。それと合わせて、この星占いの本を読み直すと、すごく合体する部分が多くて頷いてしまった。

 

きっと自己暗示なのかもしれないけれど、それ以来星占いを結構見るようになった。未だに、日々や週の運勢、月の運勢は全く興味がわかないけど(笑)