引越の時に冷蔵庫は買わなかった。冷蔵庫は大物である。かつ冷却用のガスがあるので、横倒しで車に積むなんてできないから。重くて大きくて一人で運ぶのは大変だから。
ホテルやワンルームマンションについている小型の冷蔵庫を買ってもいいかな?とも思ったが、まあ、まだ冬だし、常温保存で大丈夫だろう、要冷蔵はベランダにでも置いておけばいい、って感じで、買わずにいた。
牛乳は常温保存用の紙パックあるし、卵も常温保存できる。野菜もタマネギや根菜類など常温保存できるものは多いし、白菜やキャベツ、ブロッコリーも結構持つ。納豆やヨーグルトも2~3日で食べきれば問題ない。
豆腐は高野豆腐という素晴らしい保存食があるし、生でも一人用の小パックが売っているのでその日のうちに食べきればよい。
肉も一人用の小パックが売ってあるので、それをその日の内に料理して食べればいい。魚は味噌煮込みや水煮の缶詰などもあるので、活用すればよい。
ご飯は、以前は、五合炊いて、小分けにして冷凍庫で保存して、食べるときにレンジで解凍していた。でも今は、ライスクッカーで好きな量だけ気軽に炊けるので、いつもだいたい100gを一食分として、炊くことにしている。炊きすぎたとしても梅干しを入れておけば一日はもつ。
アイスとか冷凍食品は無理だけど、別に絶対買って保存しなければならないと言うほどでも無い。
買いだめせず、必用なものを買って、その日のうちに、又は翌日までに食べきればいいのだ。
大量買いができないとコスパが高くなることには違いが無いが、そんな大きな節約になるとも思えない。だから冷蔵庫無しでも問題ないと思っていた。
それで冬は乗り切れたのだが、4月下旬になり、25℃を越える日もあるようになると痛みの進行が速くなってくるのがわかる。そして冷えたビールの美味しい季節。やはり小型1ドア45L、15kg位の冷蔵庫を買おうかと本気で悩むのだが、15kgって結構重いんだよな。
冷蔵庫を買うか買わないかで悩む以前に、初夏、梅雨、夏本番に向けて保存の仕方、買い物の仕方を少し見直さなければなぁと考える。例えばチーズは自分で切るタイプと、メーカーで切って個包装してあるタイプとでは、空気に触れる機会が少ない後者の方が傷みにくいわけで、そういう個包装してあるものを買うようにしたほうがいいだろう。
試しにこの夏冷蔵庫無しで生活してみて、やはり無理なら改めて買えばいい。例え買ったとしても電気代も年間3~4000円ぐらい。月で割れば300円アップと考えても目くじら立てるほどの金額でも無いし。
と言うわけで、summer 2019は、引き続き冷蔵庫無し生活に挑戦する。冷たいビールの誘惑に負けて冷蔵庫を買うかどうかで心を震わす夏になりそうだ。